VOICE

何はともあれやってみよう。

2022年3月15日

これが2022年初めて書くブログとなる。
気づけば外はもうすっかり春の装いでポカポカと暖かい。
寒さに硬らせていた筋肉の緊張を解き放って思いっきり青い空に手を伸ばしたくなる。
1年を通して春はすべての命が目覚め活性化する季節。
そんな春にピッタリの近況を報告できればいいのだが。

昨年、いろいろなことに区切りをつけようと思い切ってリセットボタンを押した。
自分と自分を取り巻く小さな世界との間に生まれた矛盾と不信感。
直向きであればあるほどそれはどんどん大きくなる。
そうなってしまった原因は自分が築いてきた人間関係の未熟さに尽きるが、それだけでもないようだ。
特にこの2年間でみんなストレスを溜め込んでいるせいか何とも言えない殺伐とした空気を感じた。
人の陰がいつも透けて見えてる様な嫌な感じ。
ROMENツアーを終え心身共に疲れ切ってしまった。
THEREという7年続けた店も年内で閉店することを決め最後、馴染みのお客さんや閉店を知り駆けつけてくれた
お客さんたちと名残惜しむ様にまたの再会を誓って幕を閉じた。

そんな中でずっと考えていたことがある。
この先ずっと続けられ人に繋いでいけること。
まずは自分という種を東京ではない場所に撒くことから始める。

今はその準備に忙しいのだが、まだ始まる前から雲行きが怪しい笑。
人は何に幸福を感じるのか?
俺の場合それは作ることであり、それによって誰かの日常のささやかな喜びになれたら最高だと思っている。
そこに共に歩む仲間がいれば怖いものなど何もない。

めげずにどんどん行こう!
なりふり構わず無我夢中に生き、大いに笑い、泣き、喜び、淋しさも愛しさもみんなひっくるめて
俺の音楽にする。
それをみんなに聴いてほしい、知ってほしい。

ある本である人が”これからは触れることを拒絶する時代になる”と言っていた。
俺から言わせればもう既に始まっている。
自分の理想とは真逆に世界は進んでいるようだ。
でもそんな逆境こそが生きる力を奮い立たせてくれるのかもしれないしとんでもない閃きがあるかもしれない。
何はともあれやってみよう!