VOICE

音楽は響き

2021年4月9日

久方ぶりの投稿となる。
SNSというものがこれだけ日常に蔓延すると言葉の信憑性も軽く感じるように
なり、なかなか文章を書くことから遠ざかっていた今日この頃。

今年に入ってからは積極的にライブ数を増やし新たな音楽を探求することに没頭
している。
中村達也とのセッションでは再度、即興演奏に挑戦している。
瞬間のパッションからドラマを生み出す難解なパズルのようなセッション。
心がけるのは常にフレッシュな感覚で挑むことのみ。
このセッションで養われる瞬発力と想像力はきっとこれからの音作りやさまざなライブ
に活きてくると信じている。
細海魚と宮川剛との3ピースではROMENの楽曲を中心にライブアレンジを施し
曲の世界を重視し映像的な音表現に挑戦している。
そのほかにも実験的な試みやアイディアを積極的にライブで披露していきたいと思ってる。
こんな時だからこそやれるのかもしれない。

最近、読んだ小説に心から納得できる言葉に出会った。
そして次に読んだ別の小説にも同じような意味合いの文章が綴られていた。
不思議だなぁと思うが、きっと無意識に求め選んでいるのだろう。
人生を通して疑問に思っていたことの一つだったからその言葉を読んだ瞬間、
妙にスッキリした。

本や映画、日常生活の中で得るインスピレーションはたくさんある。
試せるものは全てやってみる。
そこから自分に合うものだけを身につけていく。
迷い始めたら全て取り去りまた始まりに戻る。
それを繰り返すと必要なものだけが身体に染み入り自分と同一化する。
その響きが唯一無二の自分の響きとなる。