まだ11月半ばを過ぎたばかりだが昨日、年内の音楽制作に終止符を打った。
というのは、10月にソロアルバム「Inside Man」をリリースしたばかりなのだが、創作意欲が止まらず次回作となる予定のアルバムを早くも仕上げてしまった。
ただ、それをいつ発表するかはまだ未定だが。
そんな訳で、早めの音納めとなった。
作業部屋に散らかり放題の機材やケーブルを丁寧にバラしながら頭の中を白紙に戻していく。
俺には欠かせない作業。
それをしないと次が始められない。
それをずっと繰り返してきたんだなぁと思うと、とても感慨深い。
つい最近、遊びに来た友人にもそのことを言われた。
「その都度ゼロに戻るんですね。」と。
言われてみて思うのだが、では他の人たちはどうやって一つ一つの始まりと終わりの移り変わりを区切っているのだろう?
と考え始めて直ぐに思い直す。
初めから始まりも終わりもなく生きている人が多いのではないかなぁと。
結局、性格、性分、性質、ということなのだろうか。
何もない真っさらな状況など厳密にはあり得ないのだろうが、できる限り思考をゼロにして、そこに何が見えるか?何が聞こえるか?を形にすることが理想の創作だと思っている。
客観的に見れば同じようなものに見えるのかもしれないが、毎回それぞれに新しい試みがあり挑戦があり、誰も気づかないほどわずかな変化を繰り返し長い時間をかけて進化してるんじゃないかと思う。
というより、思いたいのかもしれないね。
まぁそうやって人それぞれ様々なやり方で生きることに向き合っているんだろうな。
なんだか、何を伝えたかったのかわからなくなってしまったが笑。
今年は多作だったなぁということで、また来年も想像力と意欲が枯れない限り作り続ける所存です。
最近、何かをきっかけに思わぬ方へ思考が飛んでいくことが多い。
これは歳のせいか?笑。
照井